通関士の年収・給料まとめ:平均収入やボーナス、仕事内容も紹介

日本と外国で取引される品物は全て税関を通ります。この通関手続きはとても複雑な仕組みとなっており、貿易会社などは通関業者に通関手続きを依頼しています。その通関業者で通関の手続きを行うのが国家資格を持った通関士です。

今回はそんな通関士について紹介していきます。通関士の年収、そして給料はどのくらいなのでしょうか。通関士という仕事に興味を持っている方、あるいは通関士の平均的な給料が気になるという方はぜひチェックしてください。

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通関士の仕事内容

通関士とは、ものを輸出入するときに税関での必要な手続きを代行する国際的なプロであり国家資格です。運送会社や配送会社で仕事をしている人が多いでしょう。

税関を通す作業は非常に複雑なので、通関士のいる業者が行います。

詳しくは、通関手続きの代理や書類の作成代行や計算書類の審査があります。これらの段階を全て踏まないと密輸となってしまいます。

通関士は、持ち込みが禁止されているものを持ち込ませないことや、輸入品に対して税金をとるなどの役割もあり、責任も重いです。

通関士の勤務時間

通関士の勤務時間は8:00~17:30が基本です。

土日の出勤は基本的にはありませんが、お客様の都合に合わせて数時間出勤することもあります。

残行はあると思っていたほうがいいでょう。配達の納期が決まっているのでその前には残業が多くなるようです。税関への輸出入申告24時間化が始まったため、今後さらに残業が多くなるかもしれません。

女性が活躍が期待される仕事

少し前までは、男性の通関士がほとんどで女性の通関士は1割にも満たなかったが、最近では6:4の男女比の会社もあるとか。

仕事内容はデスクワークが多く、申告書の内容を確認したり細かい作業や、締め切りに向かってコツコツ作業することが得意な人は向いています。

お客様や税関職員とコミュニケーションをうまくとって、必要な情報を入手する必要があるため女性の需要が高まっています。

通関士の給料は?

通関士全体の年収は500万円程です。500万円と聞くとなかなか高収入な印象を受けますが、これは全体の平均です。入社したばかりの人や20代30代の人たちは、これより低い収入になります。

また、企業の規模によっても変わります。大企業で働いている場合の年収は平均625万円、中小企業であれば平均年収は517万円、小企業であれば468万円です。

年齢別の年収について

通関士の年収別の年収についてみていきましょう。
・20代前半 平均年収307万円 平均給料19万円 ボーナス76万円
・20代後半 平均年収382万円 平均給料24万円 ボーナス95万円
・30代前半 平均年収420万円 平均給料26万円 ボーナス105万円
・30代後半 平均年収479万円 平均給料30万円 ボーナス119万円
・40代前半 平均年収539万円 平均給料33万円 ボーナス134万円
・40代後半 平均年収603万円 平均年収37万円 ボーナス150万円
・50代前半 平均年収646万円 平均年収40万円 ボーナス161万円
・50代後半 平均年収641万円 平均年収39万円 ボーナス160万円
・60代前半 平均年収436万円 平均年収27万円 ボーナス109万円

50代前半が最も給料が高いようです。これはあくまで給料なので、20代前半の通関士の手取りは20万円以下の場合も多いようです。通関士は年齢を重ねるにつれ給料が上がっていきます。

通関士は日本だけでなく海外で活躍している人もいます。海外で働いている人は上述の金額よりも年収が高いです。

通関士は独立し会社を企業するということをしている人はごくまれで、多くの人が会社に勤めています。雇用形態がサラリーマンに似ているため、年齢を重ねることで給料が上がってくるのでしょう。

役職や地域によって給料が異なる

通関士は主任、係長、課長、部長と出世していきます。部長クラスになれば何と年収800万円を超すこともしばしば。

通関士は勤務地によって給料が変わるのが特徴です。最も高いのが東京で、次に大阪、愛知そして福岡や北海道と続きます。そして佐賀や沖縄が低いとされており、高いところと低いところとでは200万円~300万円も年収が変わります。

一方、海外勤務になると給料が高くなることが多いようです。

通関士の将来性

通関士は各通開業者の営業所に最低1名いればいいので欠員が出ない限り募集されることがないのが現状です。

しかし、近年のグローバル化に伴って海外との貿易の取引は活発化しています。大企業だけでなく、中小企業も海外進出を始めたことで通関士のニーズは高まっていくでしょう。

通関士になる方法

通関士になる方法は大きく分けて2つあります。1つは通関業者に就職してから通関士になる方法。もう1つは通関士の試験に合格したあと通関業者に就職し、通関士に登録される方法です。

それぞれ、メリットがあるので紹介していきたいと思います。

通関業者に就職

一般的に通関士になる方法として、通関業者へ就職してから通関士になる方法が挙げられます。通関業者で働くことで実務経験が身につき、試験の内容を理解しやすいことに加えて、経験年数が5年以上ある場合には科目の免除があるので、通関業者に就職してから、通関士の資格を取る方法が多いです。

もちろん通関業者で資格を持っていなくても働くことができますが、資格を持っていると手当てが月に5,000円~15,000円ほど支給されます。そのため資格を持っている人の方が年収が高いです。

資格取得後に通関業者に就職

通関士の試験に合格したからといって、すぐに通関士として働くことができるわけではありません。合格後に通関業者へ就職し、通関士として登録することによって、はじめて業務に携わることができます。

また、通関士の資格を取得することで商社や貿易会社に就職することが容易になるメリットがあります。

通関士試験の合格率は毎年平均10%ほどです。一見すごく難しそうに感じますが恐れる必要はありません。受験資格が必要なく、受験料が3000円で安いため受験者数が多いため合格率が下がっているようです。

他の国家試験とは違い働きながら資格を取る人ができます。また、実務経験が5年以上あると科目の免除があるため通関業者に就職してから、資格を取る人も多いそうです。

きちんと勉強すれば比較的簡単にとることができる資格です。

通関士に転職するには

通関業者にもよりますが、転職による中途入社も可能です。ただし実務経験がないものが採用され場合は現場においてすぐに通関士として実務に当たるわけではありません。

まずは通関士のもとで、通関従業者として実務経験を積みながら、通関の仕事がどういうものなのかを実際に経験し、その後に晴れて通関士としての仕事ができるようになります。

しかし、中途採用の強みとして、それまでの社会経験で得た人との対応術や実務経験が、新社会人よりも長けているというメリットがあることを忘れてはいけません。今までの社会経験を活かすことができれば自らのキャリアアップにつながるでしょう。

まとめ

通関士についての理解は深まったでしょうか。募集が少ないので通関士になるには転職サイトを常にチェックする必要があります。

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